現代詩/詩論研究会(現詩研)ウェブサイト
最終更新日 2017年12月21日
■お知らせ
■2017/12/21
現代詩/詩論研究会は2017年10月21日開催の第21回をもちまして第1期閉会となりました。
お世話になったみなさま、ありがとうございました。
その後、第1期発起人3名とは別の方々が、第2期として研究会を開催なさるそうです。興味のある方にはご紹介しますので、加藤邦彦(e-mail:katokuniアットマークgmail.com←「アットマーク」を記号に代えてください)までお問い合わせください。
また、研究会誌「るる」は各号いずれも残部があります。ご入用の方がいらっしゃいましたら、上記・加藤邦彦までお問い合わせください。
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■2017/8/1
現代詩/詩論研究会の研究会誌「るる」第4号が発行されました。掲載論文は以下の通りです。
○谷川俊太郎の詩論詩 「櫂」から現在まで(山田兼士)
○谷川俊太郎の詩の言葉・〈旅〉の言葉(たかとう匡子)
○清岡卓行の転位――『氷った焔』から『日常』へ(勝原晴希)
○ふたつの遺書――吉岡実論(川鍋義一)
○大岡信の初期詩論――詩はまるで、愛のようなものだ――(宮崎真素美)
ご希望の方には、1冊1000円でお分けいたします。入手方法等は、連絡係・加藤邦彦(下にe-mailアドレスを記載)までお問い合わせください。 |
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■2016/6/21
現代詩/詩論研究会の研究会誌「るる」第3号が発行されました。掲載論文は以下の通りです。
○私の初期吉本隆明体験(倉橋健一)
○自立と螺旋――吉本隆明「試行」刊行の意味(北川透)
○「円環」からの脱出あるいは脱出のための「転位」――吉本隆明『転位のための十篇』を読む@――(疋田雅昭)
○〈かたち〉の形而上学――中村稔の詩世界――(権田浩美)
○黒田喜夫の初期詩篇――「反逆」の姿勢(二木晴美)
○敗戦後の私をアイデンティファイする言葉――定本『谷川雁詩集』を中心に――(彦坂美喜子)
○谷川俊太郎の登場、その同時代の反応と評価――『二十億光年の孤独』刊行のころまでの伝記的事項をたどりつつ――(加藤邦彦)
ご希望の方には、1冊1000円でお分けいたします。入手方法等は、連絡係・加藤邦彦(下にe-mailアドレスを記載)までお問い合わせください。 |
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■2015/3/17
現代詩/詩論研究会の研究会誌「るる」第2号が発行されました。掲載論文は以下の通りです。
北村太郎の敗戦後 松村まき/戦時下における〈水〉の形象――「LUNA」クラブの詩人たち―― 宮崎真素美/黒田三郎と〈あとがき〉――初期詩篇、初期評論への一視角―― 竹本寛秋/「あのひと」のいる街――岩田宏「神田神保町」をめぐる小論―― 鈴木貴宇
ご希望の方には、1冊1000円でお分けいたします。入手方法等は、連絡係・加藤邦彦(下にe-mailアドレスを記載)までお問い合わせください。 |
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■2013/12/22
現代詩/詩論研究会の研究会誌「るる」第1号がまもなく発行されます。掲載論文は以下の通りです。
〈戦後詩〉という空間――体験とレトリック(修辞)について 北川透/戦前の鮎川信夫研究――「現代文学の不安」と戦争との関係を中心に―― 徐載坤/「荒地」というエコールの形成と「現代詩とは何か」――鮎川信夫と「荒地」―― 加藤邦彦/田村隆一『四千の日と夜』と『言葉のない世界』を読む 渡辺玄英
ご希望の方には、1冊1000円でお分けいたします。入手方法等は、連絡係・加藤邦彦(下にe-mailアドレスを記載)までお問い合わせください。 |
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■2013/8/22
北川透編集・制作の〈ひとり雑誌〉、「KYO」が創刊されました。サンプルとして、創刊号(2013/9/1発行)のPDFデータをダウンロードできます。左の表紙画像をクリックしてください。
ダウンロードできるのは創刊号のみです。冊子版の創刊号の在庫はありません。第2号からの購読を希望する方は、直接、北川透までご連絡ください。
北川透のfacebookページ
https://www.facebook.com/tooru.kitagawa.1 |
■創立趣意
このたびわたしたちは、現代詩に関する研究会として「現代詩/詩論研究会」を立ち上げることにしました。戦後すでに70年近くが経過し、その間に無数の現代詩/詩論が書かれてきました。しかし、それらに対する批評的なアプローチはこれまでにも多くありましたが、研究としてはまだまだ不足している、といわざるをえません。今回、戦後以降の現代詩/詩論に関する検討の機会を持とうとわたしたちが考えたのは、そのような事情からでした。
開催は年4回程度、場所はわたしたち3名に関わりがある下関市の梅光学院大学で行います。下関まで足をお運びいただくのは難しいかと存じますが、ご事情の許す方は、どうぞ奮ってご参加ください。
参加資格は特にありません。学生、大学院生、詩を書いている方や一般の方も歓迎です。ただし今後、参加者には発表をお願いすることがあります。また、開催1回につき、参加者からは会費として1000円いただきます。これは、できれば年に1回、研究会の成果として冊子を作成し、その費用の足しにしたいという考えからです。
お手数ですが、研究会にご出席いただける方は、連絡係・加藤邦彦(e-mail:katokuniアットマークgmail.com←「アットマーク」を記号に代えてください)まで事前にご連絡くださいますようお願いいたします。また、参加できるかどうかは不明だけれども、ぜひ今後も案内がほしいという方は、その旨お知らせいただければ幸いです。
何か不明な点がありましたら、どうぞご気軽にお問い合わせください。
みなさまと「現代詩/詩論研究会」でお目にかかれることを期待しております。
2012年6月
北川 透
渡辺玄英
加藤邦彦
■活動の記録
※資料はリンクをクリックすればダウンロードできます。すべてpdfファイルです。
○【第0回】2012年7月18日(水)18時00分〜20時30分 於・梅光学院大学「編集工房」
発表者 北川透
題 目 「〈戦後詩〉という空間――体験とレトリック(修辞)について」
《シリーズ1》「荒地」の詩人たち
◯【第1回】2012年9月8日(土)14時00分〜16時30分 於・梅光学院大学「編集工房」
発表者 徐載坤
題 目 「鮎川信夫の詩と死」
◯【第2回】2013年1月5日(土)14時00分〜16時30分 於・梅光学院大学「編集工房」
発表者 加藤邦彦
題 目 「現代詩論の時代――鮎川信夫「現代詩とは何か」と『荒地』」
◯【第3回】2013年3月16日(土)14時00分〜16時30分 於・梅光学院大学「編集工房」
発表者 渡辺玄英
題 目 「田村隆一『四千の日と夜』と『言葉のない世界』を読む」
◯【第4回】2013年7月6日(土)14時00分〜16時30分 於・梅光学院大学「編集工房」
発表者 松村まき
題 目 「北村太郎の詩――『北村太郎詩集』(一九六六年)を中心に」
◯【第5回/現詩研・秋の大合宿2013in神戸】
1日目:2013年9月7日(土)13時30分〜17時00分 於・神戸女子大学教育センター
発表者 宮崎真素美
題 目 「水と肉体――戦時下「荒地」派の形象」 資料篇
2日目:2013年9月8日(日)9時30分〜12時00分 於・パレス神戸
発表者 竹本寛秋
題 目 「『荒地詩集』における黒田三郎エッセイの位置」
*以上をもって「荒地」シリーズはいったん終了。
《シリーズ2》プレ1950年代の詩人(「荒地」以外)
◯【第6回】2013年12月14日(土)14時00分〜16時30分 於・梅光学院大学「編集工房」
発表者 権田浩美
題 目 「中村稔の詩世界――〈かたち〉への渇望と絶望」
●2013年12月 研究会誌「るる」第1号発行
◯【第7回】2014年3月22日(土)14時00分〜16時30分 於・梅光学院大学「編集工房」
発表者 田中俊廣
題 目 「石垣りんの家とふるさと」
◯【第8回】2014年6月28日(土)14時00分〜16時30分 於・梅光学院大学「編集工房」
発表者 二木晴美
題 目 「黒田喜夫の詩――初期詩篇から処女詩集『不安と遊撃』まで」
◯【第9回/現詩研・夏の大合宿2014in京都】吉本隆明をめぐって
1日目:2014年8月30日(土)13時20分〜18時00分 於・キャンパスプラザ京都
発表者1 松尾省三
題 目 「考えながら暮らすということ――吉本隆明を横目で見ながら――」
発表者2 疋田雅昭
題 目 「転位としての対話――吉本隆明初期詩篇をよむ」 外観篇 詳細篇
2日目:2014年8月31日(日)9時30分〜11時50分 於・キャンパスプラザ京都
発表者 倉橋健一×北川透(対談)
題 目 「60年代の思想状況と自立誌「試行」の意味」 対談のための五つのメモ(北川)
※詳細なタイムスケジュールはこちら。
◯【第10回】2014年12月13日(土)14時00分〜16時30分 於・梅光学院大学「編集工房」
発表者 彦坂美喜子
題 目 「谷川雁――五〇年代の詩と詩論から」
●2015年2月 研究会誌「るる」第2号発行
◯【第11回】2015年3月7日(土)14時00分〜16時30分 於・梅光学院大学「編集工房」
発表者 勝原晴希
題 目 「清岡卓行『氷った焔』の世界――詩の思想の重層――」
*以上をもって「プレ50年代の詩人(「荒地」以外)」シリーズはいったん終了。
《シリーズ3》1950年代の詩人
◯【第12回】2015年6月20日(土)14時00分〜16時30分 於・梅光学院大学「編集工房」
発表者 渡辺玄英
題 目 「「確実と明晰」の功罪〜吉野弘の五〇年代詩〜」 吉野弘 略年譜
◯【第13回/現詩研・夏の大合宿2015】谷川俊太郎をめぐって
1日目:2015年9月5日(土)13時30分〜18時00分 於・キャンパスプラザ京都
発表者1 山田兼士
題 目 「谷川俊太郎の詩論詩 谷川俊太郎の詩論詩 「櫂」から現在まで」 配布資料
発表者2 たかとう匡子
題 目 「谷川俊太郎の詩の言葉・〈旅〉の言葉」
2日目:2015年9月6日(日)9時30分〜11時50分 於・キャンパスプラザ京都
発表者 加藤邦彦
題 目 「出発期の谷川俊太郎――『二十億光年の孤独』を中心に――」
※詳細なタイムスケジュールはこちら。
◯【第14回】2015年12月12日(土)14時00分〜17時00分 於・キャンパスプラザ京都
発表者 川鍋義一
題 目 「初期吉岡実について――『昏睡季節』『液体』」
◯【第15回】2016年3月13日(日)14時00分〜17時00分 於・キャンパスプラザ京都
発表者 西原大輔
題 目 「茨木のり子の詩の詩をどう評価するか?」 茨木のり子詩一覧
●2016年5月 研究会誌「るる」第3号発行
◯【第16回】2016年7月2日(土)14時00分〜17時00分 於・キャンパスプラザ京都
テーマ 石原吉郎をめぐって
報告者1 加藤邦彦
資料 ※『石原吉郎詩文集』(講談社文芸文庫、2005年6月刊)解説、佐々木幹郎「失語という戦慄」より
報告者2 北川透
資料 ※「KYO(峡)」第4号(2014年6月刊)掲載「霧笛台」より
◯【第17回/現詩研・夏の大合宿2016】大岡信をめぐって
1日目:2016年8月29日(月)14時00分〜17時30分 於・佛教大学 二条キャンパス
発表者 宮崎真素美
題 目 大岡信の初期詩論
2日目:2014年8月30日(火)9時30分〜12時00分 於・佛教大学 二条キャンパス
発表者 北川透
題 目 大岡信 〈初期詩篇〉より
◯【第18回】2016年12月17日(土)14時〜17時30分 於・佛教大学 二条キャンパス
発表者 倉橋健一×北川透(対談)
テーマ 「列島」と関根弘について 資料(倉橋) 資料(北川)
◯【第19回】2017年3月19日(日)14時〜17時30分 於・佛教大学 紫野キャンパス
発表者 中原豊
題 目 飯島耕一の出発――詩集『他人の空』を中心として
●2017年6月 研究会誌「るる」第4号発行
◯【第20回】2017年7月16日(日)14時〜17時30分 於・キャンパスプラザ京都
発表者 佐藤元紀
題 目 吉原幸子の初期作品について
◯【第21回】2017年10月21日(土)14時〜17時30分 於・佛教大学 二条キャンパス
発表者 北川透
題 目 入沢康夫の「擬物語詩」をめぐって 資料1 資料2 資料3
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